症状の原因を明確に書かない理由とは?

のべ50,000人を施術してきた身としては、ある程度の原因は理解しています。

施術のパターンもほとんどが同じで、特別変わったことは必要ないと感じています。

このホームページを見ている方にとっては「理由を書いてくれないと信用できない!

と、思う人がいるかもしれません。

そんな方にぜひ、この記事を読んでいただきたいです。

目次

原因を書かない理由は2つ

2つあるのは、患者さんに対してと同業者に対して合計2つということです。

まずは、患者さんのための理由をお伝えします。

原因を知って自己解決して欲しくない

例えば、腰痛が出たA子さんとB子さんがいるとしましょう。

A子さんは仕事中の「座り過ぎ」による血行不良が原因でした。
B子さんは朝、顔を洗おうと洗面台で「前屈み」による炎症が原因でした。

私がもし、ホームページで「腰痛は血流が悪いことが原因なので、運動をしながら温めましょう」と書いていて、それを見た2人が自己判断で対処した場合、結果はどうなるでしょう?

A子さんは改善するかもしれません。
B子さんは炎症が悪化して動けなくなるかもしれません。

こういう事を私の目が届かない所で起こしてほしくないので、書かないようにしてます。

SNSでよくあるストレッチ動画のコメント欄をみたりすると解りますが、悪化している人は大勢います。

そうはなって欲しくないので、書きません。

次に、同業者に向けてです。

無資格者が悪用する可能性がある

最近の傾向で副業で「整体」をする人が増えました。免許を持っていれば良いとは思いますが、無免許の人がいるのも事実です。そのような方が私のホームページをみて、変に解釈しておかしな行為をすることを防ぐ目的もあります。

これも、結果的に患者さんへ申し訳ない行為になるので、やはり書きません。

そもそも原因って複数あります

骨の位置関係がおかしくなれば、筋肉の負担もあらゆる方向に掛かります。また、その状態を長年放置すると、代償動作が完成されます。代償動作とは、痛みを庇うために起こる動作です。つまり、正常とは別の動きになるので別の箇所に負担がかかり痛みがあちこち出現する可能性が高まります。

そうなると、複雑になりすぎて何が原因で痛みが出ているのか?ご自身では判断が難しくなります。

その原因を見極めて施術をし、正常に戻すことが私たちの仕事です。

そうして正常に戻した後は、ご自身でセルフケアを行えば通わなくて良い状態になります。

※「足を捻った」などの外傷の場合は、原因が1つだけの事が多いです

手遅れになる前に

色々な症状が出てる方ほど、ネットで原因を探している事が多いです。
体調に不安を感じたら自己判断せず、まずは病院に行って下さい。
それでも改善しない、原因がわからない場合はお気軽にお問い合わせ下さい。

時間が経てば経つほど、症状は複雑化していきます。
中には命に関わるものも残念ながらあります。
ネットの情報を鵜吞みにし、『アナタの身体を見てない人に命を任せますか?』

私も腰椎椎間板ヘルニアを患った事があるので、不安は痛い程にわかります。
だからこそ、周りの専門家を頼って下さいと言えます。


本当は手軽に明確な原因をホームページで書いて手助け出来るといいのですが、一手間違えると悪くなる可能性もある為、直接お会いしてお身体を拝見し説明させて頂きたいと思います。

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